阪喉会について
理事長 ご挨拶
こんにちは。阪喉会 理事長の杉本です。このホームページに たどり着かれた貴方は、喉頭がん等 喉のがんで治療中、手術前、或は手術が終わって間もないという方だと思います。ようこそ お越しくださいました。阪喉会は、ボランティア団体です。喉頭の摘出によって話せなくなってしまった方に、代用音声で話せる様にする発声練習を行っています。又、電動式や笛式の人工喉頭、気管孔の保護エプロンなど生活用具の販売も行っています。阪喉会で代用音声を指導する指導員は全員 喉摘者のボランティアです。また、300人もの会員がいますが、多くの会員は会の活動に参加しているわけではありません。それでも日々元気な生活を送りながら、会員として会を支えてくれています。貴方も、治療が一段落したら、ぜひ阪喉会をお訪ねください。必ず、貴方が必要とされている支援、サポートが見つかるはずです。また、病院などでご一緒の方で阪喉会をご存知ない方が居られれば、ぜひ阪喉会のことを知らせてあげてください。
では!お訪ねいただくのを お待ちしております。
会の概要
設立:昭和24年
目的
この法人は、喉頭がん等のため喉頭摘出手術を受けて音声・言語機能を失った者に対し、代用音声による発声練習の指導、人工喉頭等日常生活用具等の斡旋、身体障害に関する啓発等により喉摘者の社会参加の促進を図ると共に、喉頭がんの一次予防としての禁煙運動の展開等の支援事業を行なうことを目的とする。
事業内容
(定款に記載の事業)
(1) 喉摘者の発声練習教室の開設及び運営に関する事業
(2) 発声技術向上のための研究会及び発声指導員の養成研修会等の開催事業
(3) 喉摘者専用の発声補装具等(人工喉頭他必需用品)の研究、製作、斡旋及び頒布の事業
(4) 喉摘者の厚生、啓発及び発声技術の研究、指導のための教材、図書類の出版、頒布の事業
(5) 喉頭がんの一次予防としての禁煙運動を展開する事業
(6) 関係機関及び福祉団体との連絡、提携の事業
(7) その他本会の公益目的を達成するために必要な事業
入会手続き
当会に入会を希望される方は、「初心者講習」(講習時間 約60分)を受講された後にお申し出いただくか、直接担当者(阪大・大阪国際がんセンター教室)にお申し出ください。
入会金:不要
年会費:3,000円
テキスト代:1,000円
※テキストは佐藤武男著「食道発声教本」です。
(食道発声必須、笛式、電動式でも使用する場合があります。)
ご支援のお願い
阪喉会は、創立以来の「ひとりでも多くの人の声を取り戻す」という理念を以って、今後とも努力を続けます。なにとぞ、当会の趣旨にご理解をいただき、お力添えを賜りたくお願い申し上げます。