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健治
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2011/08/02 16:29:10 |
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食道発声で朗読する場合、1フレーズで食道に取り入れた 空気は全て使い切りなさいと教えられますが、その理由は次 の1,2のどちらでしょうか? 1.より明瞭に発声するため。2.食道内の空気を空にしてお いた方が多量の空気を食道内に取り込めるから。
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亘
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2011/08/05 13:37:09 |
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空気の使い切りと発声の明瞭度との間には特別重要な関係はありません。 次の空気を取り込み易くする為には、確かに食道内をカラにし陰圧にすれば、入り易いのですが、それは使い切りを意識するのではなく、腹式呼吸により実現させます。
指導者の「食道内の空気を使い切りなさい」との意図は、1フレーズを途中で息継ぎしないで、1息で発声する様教えているものと思われます。 朗読の為の発声に際して、その都度目いっぱい吸気する必要はなく、フレーズの長さに合わせて、空気を取り入れます。この辺の要領は、練習を重ねることで体得できます。
健治さんのレベルが分かりませんが、中級者の場合であれば、取り入れた空気を全部使い切れと言われても、発声中に空気が、足りなくなる事はあっても、余っていると言う実感が掴めないのが実情でしょう。
また、空気を使い切れているか否かは、自分が、何音発声出来るかを把握しておいて、それを目安にすればよろしいかと思います。それには「いろは歌」の1行12文字を1息でどこまで発声可能か試して見ることです。
以上、的確な回答になったかどうか疑問ですが、不明点がございましたら、再度、ご質問を。
(亘)
参考/
色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず
(現代仮名遣いで) いろはにおえど ちりぬるを わがよたれそ つねならん ういのおくやま きょうこえて あさきゆめみじ えいもせず
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管理人
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2011/08/04 13:48:51 |
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現在、食道発声の指導員の先生に回答を依頼中です。今、しばらくお待ち下さい。
なお、発声時に食道内に取り込んだ空気は、その都度全部使ってしまわないと、少量ずつでも残っている場合、その量がだんだん多くなって胃部へ落ちていき、空気腹の原因となります。
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