撮影:2017/2/6(月)/肥後橋教室
(2)初級教室
撮影:2017/2/6(月) 12:04/肥後橋教室
撮影:2014/9/1(月)/住之江教室
(3)中・上級教室 食道発声肥後橋中・上級教室は「3密」を避けるため、月水金のグループ分けによる週一受講にして、受講人数制限を実施しています。
撮影:2017/2/6(月)/肥後橋教室
撮影:2014/9/1(月)/住之江教室
(4)女性教室 6月19日の評議員会(書面表決)に於いて、菅原洋子指導員の新理事就任が承認され、女性教室は菅原新理事を責任者として、再出発します。
撮影:2017/2/6(月) 12:04/肥後橋教室
※現在、女性指導員が2名(月・水・金)で指導にあたっています。 撮影:2014/9/1(月)/住之江教室
撮影:2014/9/15(金)/住之江教室
※現在、女性の指導員が、月は2名、水金は1名で指導にあたっています。 ☆女性教室における留意点☆ 食道発声の習得ということにおいては、男女差はありませんが、手術痕もさることながら、頚部に気管孔があいたままという事実は男性の場合以上に認めがたいものです。まずは、同病の仲間と交わり、前向きに決して諦めず、積極性を取り戻すことが第一歩となります。ある程度の会話ができるようになると、いかに女性らしい声をだすかということにも注力します。 (5)笛式人工喉頭
撮影:2017/2/7(火) 15:00/肥後橋教室
撮影:2014/9/2(火)/住之江教室
笛式人工喉頭の発声音は大きく明瞭で、肉声に近く、長時間の使用でも疲れません。発声方法の習得も比較的容易です。明確に意思を伝達する手段としては、非常に有用です。 ただ、器具を装着すると障害者として目立ち易いという恥ずかしさがありますが、相手に自分の意思を伝えたいという強い思いと、仲間の励ましが、それを克服してくれます。 当教室では、週2回、詩や文章の朗読、唱歌の合唱、脚本的な会話文章でのかけ合いのセリフのやりとり等、習得が容易なゆえに、常にあきがこないテキストの採用に留意しています。
(6)電動式人工喉頭
撮影:2017/2/7(火)/肥後橋教室
撮影:2014/9/2(火)/住之江教室
早い社会復帰を望まれる方、すぐにも意思伝達手段を必要とする方、また、体調不良時等の非常用意思伝達手段として、電動式人工喉頭での発声訓練の受講を考えてください。 電動式人工喉頭は、喉頭摘出者が手術によって失った声を一番早く取戻すことのできる手段です。 手術をする前には喉頭にある声帯を震わせて発声し、その音を口唇、舌、軟口蓋などの構音器官で言葉にしていました。喉頭を摘出すると、この音源を作る喉頭がなくなり喋れなくなります。そこで電気的にブザー音を発生させて音源とするものが電動式人工喉頭です。 電動式人工喉頭による発声には、呼気(吐き出す息のこと)は不要です。電動式人工喉頭を当てる場所には、個人差があります。口腔底部(顎の下)の皮膚で手術瘢痕(はんこん、傷あと)のない部位で、最適な場所を探します。 当教室では、週1回、連続してブザー音を鳴らすと明瞭度が低下するため、どのタイミングで切るかなど明瞭度の向上と、平板に流れがちなブザー音による発声に、いかに抑揚をつけるかを課題として練習に励んでいます。
|